pixivインターンに行ってきた
8/31からの10日間、pixivのインターンに行ってきました。
今回のインターンはスマートフォンアプリの開発がメインで、僕の開発は主にAndroidだったりするのでAndroidエンジニアとしての参加でした。
pixivのみなさんにはこのような始めたばかりのブログに体験談を書いてしまって大変申し訳ない気持ちでいっぱいです...。
pixivの雰囲気
まずはpixivどんなかんじだった?とか言われそうなのでしっかりと伝えたいと思います。
端的にいうと良さ!という感じです。これは決して脅されているから言っているとかそういうのではなくて心から思っていることです。
具体的にどういった良さがあるかというと以下のようなランキングです。
- みそしる
- 面白くて気さくな社員の方々
- 開放的なオフィス
突っ込みどころは満載ですが下から見ていきたいと思います。
開放的なオフィス
ブログ用などに写真を撮ることをまるっきり忘れていて微妙な写真でしか伝えられないのが残念ですが、pixivでは社員全員の顔を見渡せるような開放的なオフィスになっていました。
それがどうしたと思う人は多々いるかと思いますが、個人的に大規模な会社で社屋が分かれていたりすると社員同士が顔を合わせる機会が減ってしまい、少し冷たい印象を受けてしまいます。 pixivでは全体見渡すことができ、団結力というか集団意識が生まれて個人的にはかなりいいつくりだなと思いました(細かい)。
面白くて気さくな社員の方々
pixivの社員さんは面白い人ばかりです!!
社会人の方々とあまり面識がないせいもあるのかもしれないですが、自分の中にある社会人というイメージよりもかなり柔らかいという印象でした。
pixivというサービスのコアユーザが10,20代ということもかなり関係していると思いますがとにかく発想が若い!www。
そんな社員の方とインターン中に様々なことについてお話することができ、ただ面白かっただけではなく、今後の糧となるようなことばかりでした。人の話を聞くのはやっぱり大事ですねー。
みそしる
一人暮らしでかなり不足がちな大豆成分...。
そんな一人暮らしへ送る1杯のみそしる、すばらしいですね。
要はオフィスでみそしるが飲めたって話です、飲み過ぎて塩分かなり摂り過ぎたと思います。ちゃんと運動して汗流したいです。
なぜ参加したのか
じゃあなんで参加したのという
元々大学をでたら院進せずに速攻で就職してやろうと考えており、「いまのうちからインターン行くと面白いんじゃね?」
というてきとうな考えのもとインターンを探し始めました。
そんな中とある某ようじょ先輩
からpixivのインターンが非常に良いというお話をいただき詳しく調べてみることにしました。調べてみたところ以下のメリットがあることがわかりました。
- 10日間という限られた中で1つのプロダクトをつくることができる
- 自分はアニオタである
まず1点目に関してですが、他社のインターンを見てみるとかなりの割合で自社のサービスを実際に開発してもらう
という形式が多いという印象がありました(個人の感想です)。そんな中、今回のpixivのようなインターンは珍しく、目を引くきっかけとなりました。
2点目に関しては正直もう言うことはないと思います。pixivは一種の聖地なんじゃとか考えてます。
なにしたの
今回のインターンは1日x回は起動したくなるアプリ
と創作活動を盛り上げる
という課題でのアプリ開発でした。
アイデアの考え方から企画のブレスト、仕様定義、実装、ドッグフーディング、そしてプロトタイプを用いての発表会というようなアプリ開発の一連の流れをしっかりとさせていただきました!
なにか期間内でプロダクトをつくるようなインターンであると10日間よりももっと少ない期間でこの流れをかなりふっ飛ばしてのものならあると思いますが、ここまで流れをしっかりと舐めることができるのはpixivの特徴かと思います。
チームで開発したアプリは惜しくも優勝を逃してしまいましたが、他のチームと比べてクオリティは1番良かったんじゃないかと自負しています。普通プロトタイプでまでチュートリアルを用意するアホはいません。
とにかく激しい開発であったことは間違いないです。
しょうじき苦労したところ
それでもなんとかアプリの題材も決めることもでき、仕様定義を決めている時に事件は起こりました。 限られた期間内で実装できる量は有限です、そういった中でこれは本当にコアな部分なのかという話で意見が強く衝突しました。普段からチームの開発メンバーと言い合い(争いではない)をしている自分にとっては慣れていることで特に紀にしていなかったのですが、かなり自分の自己主張が強く、他のチームメンバーの意見をかなり潰してしまいました。
普段から自分から意見をがつがつぶつけていかないと生きていけない環境(決してそんなことはない)にいたので自分から相手の意見を吸い出すようなことはまったく意識していなかったので、非常に驚き、またいい経験になりました。
仕様定義で十分にぶつかったおかげか実装段階ではあまり困ったことになることはなく、至って順調な開発となりました。ただ、タスクの量ははんぱなかったと思います。
実際の開発はどうだったの
アプリの概要としては全画面で通信処理が発生するようなものだったので、いかに非同期処理を淡々と書いていくかを考えながらつくっていました。
今回のアプリでは無難にRetrofitとRxJavaを使っていきました。また各モジュールで作業を分けて開発はしましたが、チームメンバーがあまり通信周りを書いたことがないとのことだったので通信処理は全て請け負い、とにかく開発のスピードを上げることを重視しました。
あとやっぱりカメラアプリは闇ですね...。
ちらっとですが今回つくったアプリ載せときます。
まなびあること
今回のインターン中でのまなびとして簡単にいうと技術面のまなびはあまりありませんでした。それは当然のことのように思えるので技術的なまなびを求める人は実際の業務に入るタイプのインターンへ参加するのをおすすめします。
じゃあ何をまなんだんだという話なんですが、今回のまなびとしてはプロジェクトの立ち上げとは
というものすごく意識高い分野についてが1番大きかったなと思います。
自分がいままで関わってきたプロジェクトのことを考えた際に、自分が立ち上げの段階で1から関わっているものは0でした。かなり早期の段階で入ったものはありますが大元の案はすでにあり、それを発展させていくというものばかりでした。
そういった経緯から今回のインターンでの経験は非常にためになりました。非エンジニア職である総合職とデザイナーとのやりとり、課題の内容にも沿いつつ会社としてのプロダクトである以上収益も考えなければいけないなど、もろもろの内容を全て加味しつつ、企画を1からできたというのはこれからエンジニアとして生きていくうえでかなり重要な経験であったと思います。
まとめ
かなりだらだらと書いてしまいましたが、最終的にまとめると最高の10日間だったということです!
とてつもなく文才が無いのでひどい文章になっていますが、「ここはどうだったんだよ?」的なお話はがんがん聞いて欲しいのでリアルな知り合いの方は頑張ってコンタクトを取ってください。
最後に10日間自分の業務があるにも関わらず面倒を見てくださったメンターのみなさん、またメンターとしてではなくてもアドバイスや楽しいお話をしてくださったpixiv社員のみなさんには大変感謝しています。
このような貴重な体験をさせていただきありがとうございました!!